先日、カブ主になりました。
スーパーカブC50(スタンダード 2008年式 AA01)のFI車です。
現地のガレージセールなどに参加している地方の古物商の方に格安で売って頂きました。
ご近所のおじいさんが普段の足で使っていたカブだそうです。
クランクケースカバーが黒となっているのが特徴で、H18年の排ガス規制に対応するためスーパーカブでは初となるPGM-FI(電子制御燃料噴射装置)を装備したモデルですね。(2007年モデル)
エンジンカバーを開けてカブの年式等を判別できるシールをチェックしてみると「C50S8」とあります。
「C50」はスーパーカブ50の称号、「S」はスタンダート、「8」はカブの年式でいうところの2008年~2011年に製造された年式番号になります。(カブの年式早見表かこちらの記事が凄く分かりやすいです。)
FI車は初めてだったとの、全てのバイクの原点といえるスーパーカブとしてはキャブ車なんじゃないか、とも思ったんですが、今回の購入動機は「近所の買い物にちょっと出かける自転車がわり」ということと、いかんせん価格が3万円台と格安で程度の良い車両だったので決めました。
一応、未整備車なので購入後に自分で整備することが前提での価格なんですが、タイヤのひび割れはあれど車体は綺麗ですし、エンジンもすこぶる好調の3万キロ台の走行距離です。
ブレーキランプの点灯や左右ウインカーの点滅も問題なし、ヘッドライトはハイビームが点灯せず、ロービームは点灯する、といった状態でした。(まあ、とりあえず街乗りでハイビームを使わなければ問題ないので全然OKです。)
未整備車だったので、先に書類を送ってもらってナンバーを取得し、ナンバー持参の自走での引き取りはNGだったので、自家用車のステップワゴンで引き取りに行きました。
引き取り先は、なんと福島県の本宮市です。
こちらは東京なので結構な距離がありますが、国道4号を使って片道約250kmですから燃費14kmのステップワゴンだとガソリン36Lほどなので、136円/Lとして4,900円が運送代ですかね。
まあ、カブ本体と運送代を足しても4万円以下だし、 新品タイヤ1本も付けて頂いたので、お得だった思います。
朝の5時過ぎに東京を出発して、国道4号をひたすら北上して福島県本宮市の古物商さんのところに到着したのが、10時30分ぐらい。
車体の状態を古物商さんと一緒に確認し、エンジンをかけて敷地内を軽く走行してハンドルのブレや歪み、違和感がないことを確かめて、無事に取引終了。
ステップワゴンに載せる際にはラダーもお借りできて楽々車載ができました。(私が車載する場合は、180cmのSPF材を2つ並べて縛り付けたモノを使ってますが、専用ラダーの方が楽ちん全然楽ちんでした)
スーパーカブを引き取った後、本宮駅近くの一二三食堂でもつ焼き定食を頂きました。
ニンニクが効いた甘辛い味付けは絶品で、一二三食堂は会津のソースカツ丼を食べられるお店としても有名なんですが、こちらに来たら、是非、もつ焼き定食を食べてみてください。
さらに帰り道には、当然のことながら、私の大好物の「鹿の湯」に寄っていきました。
台風の影響で少し温泉の温度が低いです、という張り紙がありましたが、いつものとおり一番奥にある2番目に熱い46度のお風呂で、楽しくデトックスしてきましたよ。
美味しいもつ焼き定食をお腹いっぱい食べて、ゆっくりと鹿の湯に浸かってこれたのですから、別にカブの引き取りがなくても普通の温泉ドライブと一緒なので、カブの運送代相当の金額なんて気にするもない感じでした。
もともとカブ系エンジンのモンキーを楽しんできましたが、純正ノーマルなスーパーカブを50ccのまま、楽しんでいきたいと思います。
ホンダ スーパーカブ50 (2007年)
1958年のスーパーカブC100の発売以来、低床バックボーンフレームによる乗降性の良さや、熟成に熟成を重ねたOHC単気筒エンジンの抜群の経済性と信頼性で、世界中で愛されるビジネスバイクのパイオニア。
スタンダードはその最もベーシックなモデルで、キック始動オンリーの自動遠心3速ミッションエンジンを搭載。
釘などを踏み抜いてもパンクしないタフアップチューブや、ホンダアクセス製のアラームキットを装着するためのプレワイヤリングも標準装備されている。
今回のマイナーチェンジでは燃料供給にPGM-FIを採用して始動性を大幅に向上させ、エキパイ内に収められたキャタライザーとの組み合わせで平成18年排ガス規制もクリア。
従来のシルバーからブラックに変更されたクランクケースカバーに、これまでのパイプ状からマフラーと一体感のあるデザインに改められたマフラーガードと、外装も見直しが加えられている。
基本スペック
メーカー | ホンダ | エンジンタイプ | 空冷4サイクルOHC単気筒 |
---|---|---|---|
モデル名 | スーパーカブ50 | エンジン始動方式 | キック |
タイプ・グレード | – | 最高出力 | 3.4ps(2.5kw)/7000rpm |
動力方式 | – | 最大トルク | 0.39kg・m(3.8N・m)/5000rpm |
型式 | AA01 | 車体重量(乾燥重量) | 75kg |
排気量 | 49cc | 車体重量(装備重量) | 79kg |
発売開始年 | 2007年 | パワーウエイトレシオ | 22.1kg/PS |
燃料消費率 | 110.0 km/L ( 30 km/h走行時) | 全長・全高・全幅 | 1800mm × 1010mm × 660mm |
燃料タンク容量 | 3.4リットル | シート高 | 735mm |
航続可能距離 | 374.0km(概算値) | フロントタイヤサイズ | 2.25-17 33L |
燃料供給方式 | インジェクション | リアタイヤサイズ | 2.25-17 33L |
ホンダ スーパーカブ50 (2007年)のサービスデータ
標準装着プラグ | CR6HSA | スプロケットサイズ | ドライブ(前) 13T ドリブン(後) 40T |
---|---|---|---|
プラグ使用本数 | 1本 | チェーンサイズ | 420 / 98リンク |
プラグギャップ | – | バッテリー型式 | YT4L-BS |
エンジンオイル全量 | 0.8L | ヘッドライト | 12V 30w/30w ライトタイプ: PH7 |
オイル交換時 | 0.6L | ヘッドライト備考 | 12V 30w/30w |
エレメント交換時 | – | テールライト | — |
フロントウインカー定格 | – | リアウインカー定格 | – |
ホンダ スーパーカブ50 (2007年)の詳細サービスデータ
車体詳細
原動機型式 | AA02E |
---|---|
ボア | 39.0mm |
ストローク | 41.4mm |
圧縮比 | 10.0:1 |
点火方式 | フル・トランジスタ式 バッテリー点火 |
エンジン潤滑方式 | 圧送飛沫併用式 |
フレーム形式 | バックボーン式 |
最小回転半径 | 1.8m |
キャスター角度 | 26.5度 |
トレール量 | 75.0mm |
最低地上高 | – |
軸間距離 | – |
ハンドル切れ角度(右) | – |
ハンドル切れ角度(左) | – |
定員 | – |
燃料タンクリザーブ容量 | – |
足回り
フロントブレーキ形式 | 機械式リーディング・トレーリング |
---|---|
フロントブレーキ備考 | – |
リヤブレーキ形式 | 機械式リーディング・トレーリング |
リヤブレーキ備考 | – |
フロント懸架装置・サスペンションデータ | ボトム・リンク式 |
フロントサスペンションストローク | – |
フロントフォークタイプ | – |
フロントフォーク径 | – |
リア懸架装置・サスペンションデータ | スイング・アーム式 |
リアショック本数 | – |
リアサスペンションストローク | – |
リアホイールトラベル | – |
ABS | 無 |
駆動方式 | チェーン |
デファレンシャルオイル量(リットル) | – |
チェーン備考 | – |
装備
シート下容量 | – |
---|---|
ヘルメット収納スペース | 無 |
ミラー取り付けネジ穴径 | 8mm |
ミラー備考 | 純正アダプター:Cタイプ |
電子デバイス | – |
燃料計 | 有 |
時計 | 無 |
ハザード | 無 |
盗難防止装置 | 無 |
テールライト 口金形状 | – |
テールライト 口金形状2 | – |
テールライト備考 | – |
フロントウインカー球形式 | – |
フロントウインカー口金形状 | – |
エンジン回り
クラッチ形式 | 湿式多板コイル・スプリング |
---|---|
変速機形式 | 常時噛合式3段リターン |
ギア数 | 3速 |
ギア比 | 3.272 / 1.823 / 1.190 |
一次減速比 | 4.058 |
二次減速比 | 3.077 |
無段変速車変速比 | – |
インテークタペットクリアランス | – |
エキゾーストタペットクリアランス | – |
アイドリング初期値 | – |
ニードル段数(クリップ位置) | – |
フロートレベル | – |
エアースクリュー戻し | – |
メインジェットタイプ | – |
メインジェット番手 | 70 |