原付2種の4stエンジン 80ccモンキーと純正ジェベル125  スーパーカブC50 FI(AA01)

街乗り仕様モンキーとジェベル125&スーパーカブ50

モンキーガレージ(カスタム&整備)

スイングアームの選定

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【今回の教訓】

1.スイングアームのロング化には、リアショック以外にロングスタンドも必要であることを忘れないようにしましょう。

2.ヤフーオークションに出品されているロングスイングアームにはロングブレーキロッドが付属していないものが多いので、ブレーキロッドが付属しているかどうかをキチンと確認してから入札しましょう。

ボアアップの次はスイングアーム

解体屋に期待されながらも無事にボアアップキットの組み込みを成功させた私が次に着手したカスタムは、スイングアームの交換です。
実は、近所の坂道でノーマルモンキー時代にアクセルワークとギア選定を間違え、ウィリー&バックドロップをやらかしたことがあるのです。

モンキーの車体は小さいので、バックドロップ状態で自爆した時にケガはしなかったものの、当然のごとく車体には重大な影響がでました。具体的にはフロントインナーフォークが完全に歪むというダメージです。

もともとノーマルのスイングアームでは坂道でなくとも、発進時にラフなクラッチ操作ではポンポン、フロントが持ち上がってしまうほどのモンキーですから、直進安定性の確保という意味からもスイングアームのロング化は必須ではないかと思います。

選択したスイングアームは武川の8cmロング

ボアアップキットでトルクアップしたエンジンでノーマルのスイングアームという仕様では、坂道でのバックドロップという悪夢が再び頭をよぎります。
スイングアームのロング化をするにあたっては、モンキーのノーマルスタイル、すなわち8インチスタイルを崩したくはなかったという思いが当時はありました。

今、考えると12cmロングにキジマのロングインナーチューブで、お手頃価格の10インチスタイルというカスタムでも良かったかなと、ほんの少しだけ後悔していますが、それはモンキーカスタムをそれなりに自分で出来るようになってからの思いですから、序々にカスタムをしていこうと考えていた時代では出来ない判断でもありました。

ノーマルライクを保持できるスイングアームのロング化を企んだ時は、最後まで4cmロングにするか8cmロングにするか悩んでいましたが、最終的にはバックドロップの悪夢を払拭できるよう8cmロングに決定した次第です。

入手はヤフオク

早速、ヤフーオークションで中古のスイングアームを探していたら、武川の8cmロングと280mmリアショック、それにロングブレーキロッドとロングサイドスタンドのセットが出品されているのを発見しました。

スイングアームのロング化には、ロングブレーキロッドやスイングアームの長さに適合したリアショックは必須です。また、サイドスタンドもノーマルスタンドで耐ええるのは4cmロングまでですので、8cmロング以上ではロングスタンドも必須といっていいでしょう。

これは良い物を見つけたと、早々に入札して落札日時を忘れないようにします。スイングアーム単品ではなく、ショックやスタンドとセットでの出品だったためか、大した競合もなく無事に落札することが出来ました。
落札金額は¥19,500です。

この金額を安いとみるか高いのみるかは、意見の分かれるところかもしれませんが、「8cmロングを購入したものの10インチホイールがつかないことが判明し、ほぼ新品の状態での出品」ということで、傷一つない出品写真で、送られてきた実物も非常に綺麗なものでしたので、個人的には随分といい買い物をさせて頂いたと今でも思っています。

何せ、スイングアームに着いているゴムのチェーンスライダー部にすら傷が無いという状態のモノで、新品の同じスイングアームが単品で¥23,000もするのです。それにリアショックとロングサイドスタンドまでセットになっているものでしたので、間違いなくお買い得なセットでした。 

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